冷 麦      23句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
冷麦や嬰が手掴みで食べ始む 会川昌子 春耕 199810  
冷麦や看取りの喉に心地良く 稲畑廣太郎 ホトトギス 199907  
冷麥の氷返へす返へす惜しき 中原道夫 銀化 200009  
冷麦のメニューは手書き水平線 秋野火耕 船団 200102  
一家冷麦神かまわずに暮れてゆく 山口伸 海程 200108  
冷麦の赤が逃げたる老の箸 吉田多美 京鹿子 200212  
冷麦をすする最中人がくる 武田正子 ぐろっけ 200312  
気の置けぬ友と冷麦啜りけり 島村久枝 200509  
冷麦や眼すがしき兄妹 中島静子 酸漿 200609  
冷麦や薬味そろへて音ばかり 安部里子 あを 200609  
冷麦や故郷は母の居るところ 前川明子 200710  
ざぶざぶと晒す冷麦明日のあり 西口万佐子 200711  
冷麦の箸持つ手よく上がりけり 出口誠 六花 201010  
冷麦に一すぢ赤のアクセント 塩路隆子 201108  
冷麦を温めひとりや雨催 小野口正江 末黒野 201109  
冷や麦や猪口は呉須絵の芝翫縞 塩田博久 風土 201310  
冷麦にまぢる天女の紅の糸 宮崎左智子 201311  
告白や冷麦の虹流れ出す 福永尚子 ろんど 201311  
冷麦に一筋の紅箸を割る 松本三千夫 末黒野 201409  
冷麦に色糸ありて佳き風来 上野進 春燈 201410  
児の鉢へ足す冷麦の色の筋 坂場章子 201411  
冷麦の終のゆらめき掬ひけり 梅田武 末黒野 201808  
冷麦のすすり音高く卒寿なる 南うみを 風土 201810  

 

2020年6月10日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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