33句

一羽鳴きみな鳴き鶸の渡りけり    大畑善昭

画像

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
鶸の群靄濃き谿を疾く去りぬ 皆川盤水 春耕 199811  
残月や空のいづこか鶸のこゑ 永富朝子 馬醉木 199901  
鶸や鶲やまだ朝露は乾かない 田口満代子 海程 199909  
よく鳴いて寒九の鶸となりにけり 児玉輝代 200004  
鶸鳴くや石を噛みゐる欅の根 前阪洋子 俳句通信 200012  
ちいちいと山を鶸とぶ寒九かな 岡井省二 200104  
台風の前の静けさ鶸鳴けり 海上俊臣 酸漿 200110  
葭に乗り弾みをつけて鶸遊ぶ 笠井操 200112  
木立より鶸の湧きたつ立石寺 結城トミ子 春耕 200201  
鶸渡る岬にたてば遠流めき 益本三知子 馬醉木 200210  
気忙しく鶸の鳴きをり朝紅葉 永田二三子 酸漿 200302  
墓原は大きな日向鶸渡る 柴田佐知子 200312  
鶸が来て庭にぎやかになりにけり 中村輝子 酸漿 200402  
朝日差す梛をこづたふ鶸の声 竪ヤエ子 雲の峰 200411  
一群の鳥の過りぬ鶸ならむ 名和未知男 草の花 200411  
耕耘機行く後ろより鶸の群 石垣幸子 雨月 200505  
鶸渡る根方街道寺多し 川村紫陽 200512  
忙しく来忙しく去りぬ鶸の群れ 杉江みつる 四葩 200601  
日の中を金色なして鶸の群 太田寛郎 200601  
籠の鶸沼邊の雪に獲しといふ 瀧春一 200706  
朝の湖飛びてひらめく鶸の群 田中きよ子 酸漿 200901  
鶸のこゑ吟遊詩人むかへたり 近藤喜子 201001  
刈干の菜種ついばむ鳩と鶸 海上俊臣 酸漿 201009  
一谷の小里に小寺鶸日和 和田照海 京鹿子 201103  
梅に鶸眼鏡掛くればもう在らず 大橋敦子 雨月 201104  
墓石が返す山の日鶸渡る 柴田佐知子 201111  
森に鶸慟哭の故郷復興のくに 伊藤希眸 京鹿子 201202  
鶸の来て頭を祓ふ幣の音 南奉栄蓮 風土 201301  
女生徒と林間の餉や鶸わたる 相沢有理子 風土 201311  
残雪の里に薄ら日鶸群るる 永峰久比古 馬醉木 201404  
気がつけば雨止んでをり鶸のこゑ 藤井美晴 やぶれ傘 201511  
もしかして鶸かも知れぬ飛び立ちぬ 稲畑汀子 ホトトギス 201710  
こしき鶸好きな絵ハガキ机辺に 石森理和 あを 201811  

2019年10月9日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。