棒鱈 干鱈     33句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
棒鱈のほどよくほぐれ東山 岩井如酔 きりん 199805  
こちこちの干鱈懐柔試みる 能城檀 船団 199903  
棒鱈は欠かせず母の好みせば 大橋敦子 雨月 200003  
今は遠き人の噂や干鱈焼く 土肥屯蕪里 俳句通信 200004  
棒鱈の荒縄掛に月冴ゆる 岸恒雄 春耕 200104  
棒鱈をここだく干して雪残る 行方克巳 知音 200106  
棒鱈の棒の始るところかな 後藤立夫 ホトトギス 200204  
ぼうぼうと火を焚き牧夫干鱈焼く 皆川盤水 春耕 200205  
貌のない干鱈を包む新聞紙 丸井巴水 京鹿子 200303  
棒鱈のつつかへ出たる水屋かな 山尾玉藻 火星 200311  
歯がためにならず棒鱈よく煮えて 金森恭子 築港 200403  
男来るぶ厚き干鱈手みやげに 鈴木政子 雲の峰 200404  
干鱈煮る習はし今に夏祭 長谷川春 200409  
老年期齢半ばを干鱈裂く 荒木甫 200505  
炎天に干鱈を売るも会津なる 松崎鉄之介 200508  
棒鱈を吊し客呼ぶ錦市 永井孔雀 200603  
国境の風に干鱈の数千本 佐藤哲 万象 200605  
新教師棒鱈背負ひ帰り来し 佐藤哲 万象 200606  
棒鱈のねぢれ師走の錦市 森ひろ 馬醉木 200703  
棒鱈の値を訊いてをる師走顔 鎌田篤 雨月 200703  
漁師らの炙る干鱈や昼の雨 増田大 春燈 200706  
棒鱈の尖りや父の頑固振り 小澤菜美 200902  
棒鱈の飴色となり一の膳 松本文一郎 六花 201004  
棒鱈のよぢれに年の詰まりけり 河崎尚子 火星 201004  
干鱈裂く主婦の手練でありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201103  
棒鱈を打ちて怒りのやうなもの 齊藤哲子 201205  
棒鱈を鋸でひきをり師走市 中村ふく子 201402  
棒鱈の骨ばつてゐる空凍つる 辻水音 201403  
風抜けて抜けて棒鱈がらんどう 田伏博子 ろんど 201403  
干鱈の赤子のごとくかかへられ 安部康子 万象 201406  
棒鱈を敵のごとく叩きゐる 秋千晴 201406  
棒鱈を好きなれば煮てふたり住 佐用圭子 201503  
棒鱈を裂くや嫁ぎて五十年 兼久ちわき 馬醉木 201705  

 

2020年2月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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