初 虹    11句

初虹や左り麦西雪の山   一茶


作品
作者
掲載誌
掲載年月
初虹や森の館に天使来る 土岐明子 遠嶺 200707
初虹に高階の句座ひと休み 品川鈴子 ぐろっけ 200803
初虹や飛鳥美人の 肩巾 ひれ のいろ 近藤喜子 201007
淡海の湖おほき初虹立たせけり 藤原若菜 春燈 201206
初虹やたまに電車に遅れても 常田希望 201407
初虹のふはり一山抱きけり 柴崎英子 201604
初虹や省略するは形容詞 多田光子 京鹿子 201705
初虹の大きく架かる夫婦岩 廣畑育子 六花 201706
初虹やまだたひらなる喉仏 辻水音 201809
初虹のデジャビュの街は遠き恋 鈴鹿呂仁 京鹿子 201905
あやす児のあり初虹を窓に嵌め 丸井巴水 京鹿子 202107

 

2022年5月2日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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