春 休     93句


作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
獺の水の明日より春休 山尾玉藻 火星 199905  
潮騒と遊ぶ父と子春休み 山田弘子 円虹 200006  
オシッコの高さ競いて春休み しおやきみこ 船団 200010  
本棚に日当つてをる春休 真保喜代子 200101  
春休みおまけの付きし昔菓子 鈴木多枝子 あを 200105  
飛行機の夜のたいくつ春休暇 柴田由乃 風土 200106  
春休み毎日猫を見に来たる 堀川千代子 百鳥 200106  
虫眼鏡持ちて孫来る春休 杉江茂義 雲の峰 200205  
まだ濡れてゐる泥団子春休 西山美枝子 酸漿 200206  
諳ずる九九の大声春休 笹倉さえみ 雨月 200206  
甲高き声でじやんけん春休 吉村りつ子 築港 200206  
焼きあげし麺麭に笑くぼや春休 熊丸淑子 馬醉木 200206  
校庭にリヤカー一つ春休 加瀬美代子 200206  
バイト先にての雄々しさ春休み 野中啓子 200207  
雀らの吹かれて来たる春休み 早乙女信 対岸 200406  
春休み朝礼台に鞠ひとつ 望月澄子 対岸 200406  
女の子男率ゐる春休 淺場英彦 万象 200407  
天井に大きな風船春休み 滝沢伊代次 万象 200503  
歓声が風に乗りくる春休 早崎泰江 あを 200505  
土工らに少年の声あり春休 三浦シズ子 帆船 200506  
離陸機の腹の銀色春休み 門脇なづな 対岸 200506  
予後長しいま人生の春休 古屋道子 200507  
あいうえお掃除バケツも春休み 武内沢仙 遠嶺 200509  
離陸機の腹の銀色春休み 門脇なづな 対岸 200602  
口笛で鳥を集めて春休み 今瀬剛一 対岸 200604  
皿よりも大きオムレツ春休み 神谷孝子 対岸 200605  
地図帳のどさりと届く春休み 釜井淑子 対岸 200605  
古代門に人の集まり春休み 福井隆子 対岸 200606  
ジーンズのはちきれさうな春休み 高倉恵美子 200607  
春休み奇声を上げて泥遊び 長瀬恒子 遠嶺 200607  
玄関に見慣れぬ豆靴春休 伊藤康子 ぐろっけ 200607  
ねだる子に兎届きぬ春休 兼子栄子 酸漿 200608  
来てうれし帰りてうれし春休 八木葉子 酸漿 200705  
春休東京駅に広がりぬ 早崎泰江 あを 200705  
子等の来て家弾けさう春休 大石よし子 雨月 200706  
大仏の足元を見る春休み 石井智也 200801  
子どもらが紙を漉きをり春休 小林優子 酸漿 200806  
ばあちゃんの味付微妙春休み 小澤菜美 200806  
古漬の匂ふ使丁の春休み 小林登喜枝 万象 200806  
鶏当番うさぎ当番春休み 高倉恵美子 200808  
春休特急満席小学生 藤野寿子 あを 200905  
蟹の子にけふも夕映え春休み 荒井千佐代 200906  
鳰一羽潜きし水面春休 大山文子 火星 200906  
校庭のまんなかに猫春休み 西山春文 200907  
制服のおさがり届く春休み 鈴木てるみ ぐろっけ 201006  
春休みひつそりかんの通学バス 武田ともこ ぐろっけ 201007  
大仏の鼻穴くぐる春休み 前田玲子 ぐろっけ 201007  
雲白しとは空青きこと春休 井上信子 201104  
春休み廊下が広くなりにけり 柴田佐知子 201105  
廚房の母子の影や春休 水原春郎 馬醉木 201105  
給食の釜傾ぎ干す春休み 久保東海司 201105  
メールにて少女約束春休 新実貞子 201106  
春休みオセロゲームを児と競ふ 竹内悦子 201106  
春休み講堂突貫工事中 林哲夫 ぐろっけ 201106  
春休み地獄めぐりと茹で卵 辻香秀 201106  
水の上の椿向き向き春休 城孝子 火星 201106  
孔雀羽四方にかかぐる春休み 田中佳子 ぐろっけ 201107  
教師連れ熊野古道で春休 木本蓚 ぐろっけ 201107  
火口湖に雲の流るる春休み 苑実耶 大河 201203  
山彦の声変りして春休 長谷川閑乙 馬醉木 201206  
春休みゆるゆる走る教習車 水野範子 ぐろっけ 201207  
春休みスケボー二台逗留す 相良牧人 201207  
春休み餓鬼大将の交替期 浅野吉弘 201207  
巻貝の潮の匂ひや春休み 福永幸子 末黒野 201207  
大空にキリンの貌や春休み 柴田佐知子 201207  
春休みくる自由画の下手な子に 井上信子 201304  
春休スカイツリーの空の廊 伊東和子 201306  
抜け道のカレーの匂い春休み 石田朝子 末黒野 201306  
尻上げて自転車を漕ぐ春休 上谷昌憲 201306  
春休みんな笑顔の遊園地 須賀敏子 あを 201405  
スキップに追ひ越されたり春休 三川美代子 201406  
卵溶く音させてをり春休 蘭定かず子 火星 201406  
鳥かごの水かへてゐる春休 坂口夫佐子 火星 201406  
少女いまパセリのやうな春休 佐々木紗知 京鹿子 201407  
春休み少年ひとり水切りす 古川忠利 ろんど 201408  
春休み静かなホームに孫の声 岩佐ヨシエ 璦別冊 201408  
帰郷せる子の母めくや春休み 占部美弥子 末黒野 201408  
旅に出て子は強くなる春休 安居正浩 201505  
地球儀の先に波音春休み 遠藤真砂明 201505  
居て煩瑣留守物足らぬ春休 赤岡茂子 春燈 201506  
先生も釣竿並べ春休 塩野谷慎吾 201506  
新幹線ばかり描く子春休 柴田久子 風土 201507  
卓球のラリーの続く春休み 高田令子 201606  
兄さんが古民家風の春休み 伊藤五六歩 船団 201612  
春休み確か納戸に釣道具 中田みなみ 桜鯛 201701  
プレミアムフライデーから春休み 山本喜朗 雨月 201705  
テーブル拭くジャージに前掛春休 赤座典子 あを 201704  
母の里に小鮒追ひし日春休 堀田こう 雨月 201706  
春休末の子のその末の子と 岡村彩里 雨月 201706  
先生も遊ぶ約束春休み 青木朋子 201707  
校塔の時計の響く春休み 矢野百合子 201709  
灯のともり春休なき保育園 田中藤穂 あを 201805  
寝て覚めてやりたいことを春休 辻美奈子 201904  
スカジャンを着こなす乙女春休 森清信子 末黒野 201907  
子供等の芝生まみれや春休み 中里昌江 末黒野 201907  

 

2020年3月29日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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