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春手套/春手袋      22句

出船入船ぼんやりながめ春手套    長谷部朝子

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
これがもう終の旅かも春手套 能村登四郎 200003  
花束のごとし左手の春手套 鷹羽狩行 200104  
皇宮警察戻りて春の手套脱ぐ 高木智 京鹿子 200205  
共犯は春手袋と春ショール 佐藤多恵子 銀化 200205  
ブランチは千疋屋とか春手套 山元志津香 八千草 200310  
外しても鬱のかたちの春手套 田村園子 200505  
大切にしまひ過ぎたる春手套 高松良子 200503  
春手套脱ぎてしばらく何も持たず 木内憲子 200506  
春手套砂丘の砂の零れやしす 松原ふみ子 200507  
春手套終を看取りし手を隠す 市ヶ谷洋子 馬醉木 200606  
春手套汝がかたはらに置けば恋 小澤克己 遠嶺 200705  
廟の門春手袋をしまひけり いしだゆか 遠嶺 200705  
春手套おけば花摘むかたちして 小嶋洋子 201004  
春手套携帯電話もどかしく 高田令子 201106  
握手せし余韻を包む春手套 塩路隆子 201205  
春手袋外し別れの停車場 平田恵美子 ぐろっけ 201207  
本屋にもポイントカード春手套 柿沼盟子 風土 201505  
花のやうに春手袋を持つ真昼 黒滝志麻子 末黒野 201507  
一線を画す某女の春手套 大政睦子 京鹿子 201601  
春手套咥へ若狭の水を汲む 笹村政子 六花 201606  
夢虫の暫し憩へり春手套 小田嶋野笛 末黒野 201707  
二つ知り一つ忘れて春手袋 片山煕子 京鹿子 201905  

 

2020年3月8日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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