春の園 (春の苑)    33句

春の苑 紅にほふ桃の花下照る道に出でたつ少女   家持

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
春苑の峠に立ちて鳥になる 小澤克己 遠嶺 199805  
春園にひそと啄ばむルリカケス 上原瑞子 200005  
春の園いささかの菜を養ふも 中根美保 風土 200106  
春の園それぞれ犬を連れてをり 家塚洋子 酸漿 200107  
放たれし子犬まろびぬ春の園 家塚洋子 酸漿 200107  
春の園睫毛の長き麒麟の瞳 平松薫 六花 200107  
日時計の正午をさせる春の園 家塚洋子 酸漿 200107  
竹の秋昼を灯せり蘆花旧居(恒春園) 小林螢二 春耕 200206  
万象の息づき旺ん春の苑 大島寛治 雨月 200307  
立礼のなごやかなりし春の苑 久保田清子 遠嶺 200307  
春の園縦横無尽に気根のぶ 福島ゆき子 ぐろっけ 200308  
春苑の白髭(ひげ)の浪人偉く見ゆ 花房敏 ぐろっけ 200407  
眠りませ永久に香りの初春の園 金澤明子 火星 200504  
春園の暗がりにゐて点眼す 中田禎子 200506  
春苑に憩ふや在位終へしひと 赤座典子 あを 200506  
児は鞠か鞠はこどもか春の園 林翔 200506  
洋館も茶室も春の園の内 木村茂登子 あを 200804  
東京都港区白金の春の園 木村茂登子 あを 200804  
縄文の遺跡のありし春の苑 塩田京子 遠嶺 200806  
光圀に現世を問うて春の園 府川房江 遠嶺 200806  
ひたすらに児は鳩を追う春の園 島本知子 ぐろっけ 201005  
春の園草木の名札点字なる 岡野輝子 万象 201008  
春の園人も時間も緩々と 赤座典子 あを 201305  
行く春やバス停は蘆花恒春園 瀧春一 花石榴 201312  
春の園ストレッチする団子売 赤座典子 あを 201504  
春の園一筋入れし畝の鍬 鈴木撫足 春燈 201505  
あどけなきひびきで呼ばる春の苑 赤座典子 あを 201506  
あたらしきわれらが一歩春の園 上山永晃 春燈 201507  
春の苑土ふつくらとほどこされ 岩井京子 201606  
春園の入り口出口通り雨 井上信子 201607  
春園の真ん中にある睡たい樹 江澤弘子 201705  
一盛のサラダや春の苑めきて 安斎久革 末黒野 201706  
春園の王朝料理故宮院 七郎衛門吉保 あを 201805  
老松にことの葉宿る春の園 工藤ミネ子 風土 201905  

 

2020年4月30日 作成

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