春三日月      26句

花にほふ霞の空をながむればおぼろけならぬ春の三日月   後鳥羽院

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
茅渟の海春三日月と歩きけり 西田美智子 200007  
息かけて春三日月を膨らます 小澤克己 遠嶺 200205  
雨止んで春三日月の光り出す 須賀敏子 あを 200304  
一粒の真珠にふれし春三日月 環順子 遠嶺 200305  
何盛らむ春三日月の金の皿 岡田章子 ぐろっけ 200307  
姿見に鎖骨の白し春三日月 佐藤仁 200506  
人形が春三日月を椅子にして 市川英一 遠嶺 200606  
金星と春三日月と艪の音と 宮澤さくら 遠嶺 200707  
音読の目頭滲む春三日月 飯田明己 遠嶺 200707  
陰山の春三日月に犬吼ゆる 松崎鉄之介 200707  
春三日月一刻千金の砂漠かな 渡辺玄子 酸漿 200707  
春三日月姨捨山の肩に出づ 片山博介 春燈 200812  
療養所発終バスや春三日月 瀧春一 深林 200901 埼玉療養所にて
厳かな春三日月や婚の帰途 泉田秋硯 200906 孫娘の婚礼
春三日月佳きを詠めと尖りけり 竹内慶子 春燈 201006  
春三日月ときには天も謡ふかな 庵原典子 201006  
立春の三日月金星寄り添える 澤浦緑 ぐろっけ 201105  
旅の果て春三日月となりにけり 渡辺八枝子 万象 201108  
客送り春三日月を見上げたり 須賀敏子 あを 201205  
お弁当二つぶら下げ春三日月 福島松子 ぐろっけ 201207  
春三日月退職の荷は軽くあり 能村研三 201405  
磯に立ち春三日月をなぞりけり 宮田香 201406  
春三日月鏡の中のどこに置こ 上野紫泉 京鹿子 201506  
風音は春三日月の吐息とも 望月木綿子 201706  
止り木にしたき三日月春めけり 石黒興平 末黒野 201805  
駅を出て春三日月を真向ひに 齋藤朋子 やぶれ傘 201806  
道連れの春の三日月そして鼻 陽山道子 船団 201809  
春三日月女子パシュートの足六本 陽山道子 船団 201809  

 

2020年2月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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