肌　脱　　　　　17句

 
作品
作者
掲載誌
掲載年月
傘寿祝がれ諸肌脱ぎの稗掲節 松崎鉄之介 濱 199908
病気見舞のお礼朝より諸肌脱 松崎鉄之介 濱 200111
伊吹山諸肌脱いでをりにけり 高橋将夫 槐 200210
肌脱ぎのあなたは塔のやうである 田村はじめ 銀化 200301
汝もまた片肌脱ぎの伊吹山 鷹羽狩行 狩 200409
肌脱いでハイドとジキル論交す 古田考鵬 雨月 200410
留守番の老婆肌脱ぎ皿洗ふ 花房敏 ぐろっけ 200411
肌脱の老婆の乳房児が弄る 花房敏 ぐろっけ 200412
端座してもろ肌脱ぎし表富士 吉澤利治 遠嶺 200609
書院修理の大工棟梁諸肌脱ぎ 松崎鉄之介 濱 200609
諸肌脱ぎ男が祭太鼓打つ 野沢しの武 風土 200711
肌脱ぎのぎんばる漢太鼓打つ 谷沢秀子 璦 200810
片肌脱ぎの晒布眩しきギャル御輿 北岸邸子 春燈 200910
肌脱の将棋佳境に入りにけり 吉澤恵美子 春燈 201410
肌脱ぎの作法は伝へられぬまま 柳川晋 槐 201410
肌脱ぎて祭の顔を作りけり 三宅文子 春燈 201410
肌脱の菩薩の腹はぽつこりと 江島照美 槐 201510
肌脱ぎのふはふはドレスハイヒール 秋川泉 あを 202010
肌脱ぎて曳手は夜へ漕ぎ出せり 須賀ゆかり 沖 202105

 

2021年8月7日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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