義士祭      24句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
義士祭大阪にてもありにけり 松崎鉄之介 200004
木偶舞にわらべ唄あり義士祭 小山香月 酸漿 200006
義士祭のまづは小城に寄りしなり 深澤鱶 火星 200203
若者の居眠る電車義士祭 土肥屯蕪里 雲の峰 200206
四十七士銀座を抜ける義士祭 北村香朗 京鹿子 200304
義士祭も過ぎたる風の蕎麦のれん 岡本眸 200401
義士祭艀は橋をくぐり抜け 富永晃一 築港 200406
連綿と歴史留むる義士祭 加賀富美江 遠嶺 200407
落款の鶏血石や義士祭 山田六甲 六花 200412
いささかのリベンジ志望義士祭 泉田秋硯 200503
義士祭の先頭籠の雪ふらす 森洋子 京鹿子 200601
饅頭の塩味しみじみ義士祭 木村茂登子 あを 200602
太鼓打つ良雄は市長義士祭 木田千女 200607
陣太鼓打たせてもらふ義士祭 木田千女 200607
義士祭の香煙地下を出でしより 稲畑廣太郎 ホトトギス 200804
秋しぐれ義士祭近き遺髪塚 門伝史会 風土 200901
義士祭や我慢する子に育て上げ 中島玉五郎 200904
義士祭や緩びがちなる琵琶の絃 大地真理 201004
義士祭息継ぎ井戸に投句函 野沢光代 ぐろっけ 201103
義士祭や世紀は百年単位にて 辻直美 201205
義士祭の山科の雲速く散る 竹中一花 201303
義士祭に容赦なき風纏ひ振る 宮田香 201502
義士祭や赤穂の師走極まれり 和田絢子 春燈 201903
義士祭の耳打つ風のあらあらと 岡田史女 末黒野 201903

 

2021年4月14日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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