銀世界    25句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
黒々と雪の降り来し銀世界 大東由美子 火星 199910
冬柿を景色に添えし銀世界 浅井よしみ 八千草 200307
耳鳴りの他に音なし銀世界 菊谷潔 六花 200403
新雪や田は芒洋の銀世界 荻野照 遠嶺 200604
雪起し鳴らぬに明けて銀世界 浜田南風 200604
青饅やいま一面の銀世界 松下八重美 200805
ゴスペルに銀世界なる曽爾芒 鈴木照子 200901
お元日穢土の浄土や銀世界 三浦百合子 201004
厄払ひ終へし境内銀世界 山本節子 201103
銀世界弾んで聞こゆ初電話 斉藤裕子 あを 201103
夜明けより除雪車の音銀世界 森下康子 201203
スキーウェアーの色を浮かせる銀世界 吉野夢宙 201205
塵めくや音なく積る銀世界 松本アイ ぐろっけ 201207
銀世界手品の一手夜の雪 水谷直子 京鹿子 201304
銀世界に笑みほころばす実南天 伊藤憲子 201404
山茶花の散り所なき銀世界 早崎泰江 あを 201404
春よこいオハイオ今も銀世界 水谷直子 京鹿子 201407
元日や浄めの白の銀世界 山口キミコ 201503
銀世界の入江に集ふかいつぶり 増田一代 201503
初雪や予報はぴたり銀世界 水谷直子 京鹿子 201503
初雪や見渡す限り銀世界 水谷直子 京鹿子 201605
銀世界鋼となりし雪眼鏡 稲畑廣太郎 ホトトギス 201811
四時起きの祖母の告げ来る銀世界 田尻勝子 六花 201904
旧正の過ぎて都心の銀世界 稲畑廣太郎 ホトトギス 202002
白梅や孤独の庭は銀世界 伊藤希眸 京鹿子 202205

 

2023年12月3日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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