解 夏      19句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
解夏の海くれなゐ差してゐたりけり 小形さとる 200110
蓮池の風に憩ひる解夏の僧 阿部悦子 春耕 200110
餃子食ふ集ひや解夏の慣ひにて 泉田秋硯 200410
解夏の僧下山鞍馬の磴をとぶ 安達実生子 馬醉木 200610
解夏の僧巨福呂坂を連れだちて 百瀬七生子 海光 200705
解夏と言ひ三人寄れば酒を呑む 大西八洲雄 万象 200810
解夏の扉の解かれて僧は西東 佐久間多佳子 京鹿子 200812
小走りの軋む回廊解夏の僧 佐藤弥生 炎環 200910
敷石のいづれも濡れて解夏の門 あさなが捷 200910
イチローに倣ひて解夏の朝カレー 大西よしき ろんど 200911
解夏の僧碧眼痩躯たじろがず 太田實 ぐろっけ 201007
味噌匂ふ寺に痩せたる解夏の僧 和田照子 201109
解夏の僧下駄のひびきの軽きこと 川井秀夫 ろんど 201410
報謝受くる解夏の尼僧のお辞儀かな 池田節 春燈 201511
水被る髭くろぐろと解夏の僧 富田要 万象 201612
ダークサイドウィルオープン解夏倪の偈 柳川晋 202009
ダークサイドウィルオープン解夏倪の偈 柳川晋 202009
三井の鐘解夏の音階ありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 202308
解夏の僧バイクに袈裟を靡かせて 稲畑廣太郎 ホトトギス 202308
地下街に消えてゆきたる解夏の僧 稲畑廣太郎 ホトトギス 202308

 

2023年8月22日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。