出水(含 他季)  78句

墨とんぼ出水の道のへりへりを    青畝

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
逆鱗に触れたる梅雨の出水かな 山田六甲 六花 201508  
災害の及ぶ蝦夷地の秋出水 稲畑汀子 ホトトギス 201509  
梅雨出水常のせせらぎ轟轟と 柚木澄 末黒野 201510  
駆け昇る竜の疾さや梅雨出水 延川五十昭 六花 201510  
竜が棲む洲を覗けり梅雨出水 延川五十昭 六花 201510  
濁流は竜のうねりぞ梅雨出水 延川五十昭 六花 201510  
闘竜の咆哮聞こゆ梅雨出水 延川笙子 六花 201510  
雄叫びの胸に轟く梅雨出水 延川笙子 六花 201510  
群竜の遡る波梅雨出水 延川笙子 六花 201510  
抜手切る竜見えにけり梅雨出水 延川笙子 六花 201510  
秋出水自然の力恐れけり 大木清美子 201511  
気まぐれな天の爪あと秋出水 鈴木セツ 201511  
将門の国や渦巻く秋出水 内海良太 万象 201511  
縦ななめ激しき雨の秋出水 赤松有馬守破天龍正義 六花 201511  
豹変の溝川の相梅雨出水 隅田恵子 雨月 201511  
秋出水無明世界の水明り 湯橋喜美 201512  
秋出水わたしは何もできません 江島照美 201512  
嗄れ声吹き戻さるる秋出水 井島郷雲 万象 201512  
大雨の続く鬼怒川秋出水 及川信二 末黒野 201512  
秋出水猛り猛りて出口なし 瀬川公馨 201601  
はらはらと気象のゆくへ秋出水 今井充子 201601  
鶏小屋の鶏ごと流る秋出水 秋千晴 201601  
石の橋出水がこえて来たりける 織田高暢 201602  
人乗せて浮いてゆく家秋出水 木村享史 ホトトギス 201603  
梅雨出水瓦礫入りなる土嚢積 升田ヤス子 玫瑰 201604  
信濃川春の出水となりにけり 小林のり人 春燈 201606  
春出水出羽の遠嶺は雲とかず 木村傘休 春燈 201606  
梅雨出水母が預かる父の印 中川句寿夫 あを 201608  
秋出水ニュース怖れて聞くばかり 稲畑汀子 ホトトギス 201609  
流木に葉の青々と梅雨出水 谷田部栄 万象 201610  
邂逅といへば出水の鶴も又 稲畑汀子 ホトトギス 201611  
出水より旅のつづきのやうな冬 稲畑汀子 ホトトギス 201611  
秋出水プランクトンと豊穣と 加藤みき 201611  
城跡にとじこめられし秋出水 島玲子 風土 201611  
数珠玉に出水の泥の乾きゐる 根橋宏次 やぶれ傘 201611  
秋出水避ける術すらなかりしと 片岡良子 雨月 201612  
百選てふ棚田を崩し秋出水 笹倉さえみ 雨月 201701  
鶏のついで走りや梅雨出水 中川句寿夫 ここのもん 201705  
梅雨出水耳元に闇うねりけり 山田六甲 六花 201708  
一村の出水騒ぎに暮れゆける 下平しづ子 雨月 201709  
流木の流木に乗る梅雨出水 赤座典子 あを 201709  
ゲリラ超え神出鬼没の出水川 七郎衛門吉保 あを 201709  
堤防に人の集まる梅雨出水 太田チヱ子 末黒野 201710  
列島をあちこち襲ふ秋出水 今井充子 201711  
白陀地蔵如何に出水の雄物川 田中臥石 末黒野 201711  
駅名に残す出水のありしこと 窪みち子 201712  
秋出水客の疎らな園芸店 黒木東吾 やぶれ傘 201712  
秋出水客の疎らな園芸店 黒木東吾 六花 201712  
安珍の追はるるごとく秋出水 福島せいぎ 万象 201802  
清姫の蛇身のうねり秋出水 福島せいぎ 万象 201802  
奥の院参道流る秋出水 福島せいぎ 万象 201802  
秋出水過ぎし砂地に蹄跡 谷田明日香 風土 201802  
キャンドルに出水の闇の深さかな 竹下陶子 ホトトギス 201806  
梅雨出水天泣き川泣き橋流る 金森信子 雨月 201809  
出水引く仮の橋架け通学路 佐津のぼる 六花 201809  
浮世かな梅雨の出水に足取らる 赤松有馬守破天龍正義 六花 201809  
遠き日の景蘇る夏出水 谷口一献 六花 201809  
梅雨出水一村すべて崩し去る 川崎雅子 春燈 201809  
打ちまける茶色絵具や夏出水 七郎衛門吉保 あを 201809  
出水禍の故郷に届くか水送る 落合絹代 雨月 201810  
秋出水うつたへてゐる牛乳屋 升田ヤス子 六花 201810  
ふる里の映像辛し大出水 石田康明 春燈 201810  
水の星の定めとは言へ夏出水 友田悠子 末黒野 201810  
避難所に猫と一夜を大出水 曽根富久恵 201811  
清濁を海は選ばず出水さへ 有松洋子 201811  
子の付けし柱の傷を出水越す 三木亨 201811  
秋出水しづまる淵の蒼さかな 市村明代 馬醉木 201811  
被災の碑古び役場に秋出水 山本喜朗 雨月 201811  
水攻めの城を沈めし秋出水 山本喜朗 雨月 201811  
鉄骨に真赤な月や出水引く 中田みなみ 201812  
秋出水又も警報最上川 藤波松山 京鹿子 201812  
国一つ壊さむばかり秋出水 大畑善昭 201812  
この出水抑へるすべもなく憎し 浜崎素粒子 ホトトギス 201901  
梅雨出水避難を拒む母諭し 吉田悦子 201902  
梅雨出水音沙汰の無き旧き友 大山夏子 201904  
出水禍の記憶はいつも新しく 稲畑汀子 ホトトギス 201906  
わが街の出水も過去のものとなる 稲畑汀子 ホトトギス 201906 出水→ 1

 

2019年7月4日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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