獺 祭  60句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
あごひげがそれ獺の祭かな 岡井省二 199902
祭あと獺の濁りとなりにけり 栗栖恵通子 199907
鶏頭を挿して獺祭書屋主人 稲畑廣太郎 円虹 200101
こんな日は獺魚を祭るてふ 稲畑廣太郎 ホトトギス 200102
獺の祭もかくや我が書斎 稲岡長 ホトトギス 200107
獺祭や端山に月の育ちつつ 桑田眞佐子 火星 200205
木々の秀を雲の掠める獺祭 小澤克己 遠嶺 200210
寒燈下獺祭書屋とぞ遺墨 熊岡俊子 雨月 200304
人間の来てゐる獺の祭かな 高橋将夫 200404
我が家また獺祭書屋秋暑し 大橋麻沙子 雨月 200412
稿並べすなはち獺の祭かな 稲畑汀子 ホトトギス 200502
海の水出入りありし獺祭 天野きく江 200505
獺祭のおもむくままの夜長かな 遠方靉 遠嶺 200601
獺の祭のやうに増ゆるメモ 菅谷たけし 200605
生身ひとつもてあましけり獺祭 竹内弘子 あを 200606
にんげんに番号のあり獺祭 篠田純子 あを 200705
飼はれては獺は祭を流しけり 鈴木榮子 春燈 200706
大漁を念じているよ獺祭 平野きぬ子 八千草 200708
酒蔵の並びし獺の祭りかな 雨村敏子 200801
背景にひと色まぜる獺祭図 遠山みち子 200801
ベビー服並べて獺の祭めく 高久清美 200805
見えぬふりして行かしやんせ獺祭 松平菩提子 京鹿子 200807
獺祭に河童の親子招かるる 小泉貴弘 筑波の道 200811
獺祭横目に艇庫開きけり 柴崎甲武信 月日 200811
この猫も獺の祭をして来しか 稲畑廣太郎 ホトトギス 201002
山の風吹きおろし来る獺祭 稲畑汀子 ホトトギス 201002
もしかしてあれはさうかと獺祭 稲畑汀子 ホトトギス 201002
獺祭洗濯物を山と積み 高田令子 201005
歳時記の背文字の薄れ獺祭 荒木甫 201105
獺祭嘘も真もあるがまま 稻畑汀子 ホトトギス 201202
そののちの消息問ふも獺祭 稻畑汀子 ホトトギス 201202
獺祭のごとくアメ横年暮るる 小池清司 かさね 201203
端渓の海青みたる獺祭 深澤鱶 火星 201205
川風のひと撫でしたる獺祭 山田佳乃 ホトトギス 201307
この岩に獺の祭の昔あり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201402
道迷ひ獺の祭に出くはしぬ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201402
獺祭めく酒盛りでありにけり 稲畑廣太郎 ホトトギス 201402
その俳号僕は好きだよ獺祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 201402
その中に子規居り獺の祭かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201402
昨夜ありし獺の祭の忘れ物 稲畑廣太郎 ホトトギス 201402
バチカンも獺の祭も大騒ぎ 稲畑廣太郎 ホトトギス 201402
魚祭る獺の顔して季寄せ繰る 後藤眞由美 春燈 201405
とんでゆく獺の祭に席あらば 高橋道子 201406
獺祭のごとき机上や十二月 和田政子 201603
獺祭や全て手近に老いの部屋 小田嶋野笛 末黒野 201604
君生る獺魚を祭る頃 稲畑廣太郎 ホトトギス 201702
獺祭とふ郷土の酒や鍋料理 宮本俊子 雨月 201703
古楽譜広げて獺の祭めく 涌羅由美 ホトトギス 201706
魚潜る獺の祭の始まると 立村霜衣 ホトトギス 201706
その中に侍者めく獺の祭かな 稲畑廣太郎 ホトトギス 201802
獺祭日本人は祭好き 稲畑廣太郎 ホトトギス 201802
獺祭アインシュタイン舌を噛み 上谷昌憲 201804
獺祭やヒトまた絶滅危惧種やも 小田嶋野笛 末黒野 201806
獺祭の甘酒のある茶店かな 鈴木昌子 六花 201810
獺祭桑名の浜の常夜灯 成瀬櫻桃子 春燈 201904
書きかけの反古増えゆけり獺祭 田丸千種 ホトトギス 202006
獺祭して来たやうな犬散歩 稲畑廣太郎 ホトトギス 202102
獺祭見て来た人とすれ違ふ 稲畑廣太郎 ホトトギス 202102
その中に猫の視線や獺祭 稲畑廣太郎 ホトトギス 202102
絶滅の獺に代はりて魚祭る 柳川晋 202103

 

2022年2月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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