晩 菊 19句
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作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
晩菊や女手に打つ釘一本 | 武久昭子 | 風土 | 199901 |
晩菊やさりげなくして光る芸 | 能村登四郎 | 芒種 | 199911 |
細筆に描く晩菊の弁多し | 梁瀬照恵 | ぐろっけ | 200201 |
晩菊や井戸のポンプの軽き音 | 三村禮子 | 酸漿 | 200202 |
晩菊の一むら残る畑の隅 | 石原静子 | 酸漿 | 200203 |
晩菊に心富むまで黙りをり | 中村堯子 | 銀化 | 200212 |
八瀬響み晩菊の影ふえにけり | 宇都宮滴水 | 京鹿子 | 200312 |
晩菊に虻の来てをり雨催ひ | 藤田悦子 | 対岸 | 200402 |
晩菊の畑の縁に華やげり | 金川眞里子 | 百鳥 | 200402 |
晩菊や今に恋しき父の膝 | 窪田粧子 | 馬醉木 | 200501 |
晩菊や父の小言の切れさえず | 松田有伽 | 河鹿 | 200601 |
晩菊や整骨院の窓耿耿 | 芦川まり | 八千草 | 200605 |
晩菊やとぎれとぎれの昔歌 | 岩淵彰 | 遠嶺 | 200802 |
晩菊や人の背を見て水を見て | 井上信子 | 鴫 | 201101 |
晩菊や小鉢二つに迷ひ箸 | 布川直幸 | 峰 | 201110 |
晩菊や砂丘の雨の細やかに | 石川倜子 | 馬醉木 | 201601 |
晩菊に富士澄む日和続きけり | 千手和子 | 馬醉木 | 201602 |
晩菊や木偶人形は地を踏まず | 千田百里 | 沖 | 201611 |
晩菊や学徒出陣七十余年 | 鈴木としお | 春燈 | 202001 |
2021年10月18日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
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