あらせいとう     25句

作品
作者
掲載誌
掲載年月
あらせいとう伸子を反らす母わかき 佐藤喜孝 あを 200303
あらせいとう傾聴といふボランティア 吉田明子 200506
海坂やあらせいとうの出荷どき 伊藤白潮 200602
神々に妻ありあらせいとうの花 百瀬七生子 海光 200705
あらせいとう今太陽のど真中 小田司 馬醉木 200706
逢ふまでの楽しき時間あらせいとう あさなが捷 200708
慈母であり猛母でありしあらせいとう あさなが捷 200804
病室にあふれて安房のあらせいとう 北川英子 200805
紐解きてあらせいとうの匂やかに 中田禎子 200906
あらせいとう晩学の灯の影ながし 中山皓雪 200907
新しき眼鏡越しなるあらせいとう 安藤久美子 やぶれ傘 201108
禁色てふものありし世も紫羅欄花
コ田千鶴子 花の翼 201111
潮の目の荒砥びかりにあらせいとう 大沢美智子 201306
悼む人悼む歌声あらせいとう 火箱ひろ 201506
空大き安房の青空あらせいとう 加藤良子 春燈 201606
海女小屋の前はあらせいとう畑 根橋宏次 やぶれ傘 201807
房総の入日連れ来しあらせいとう 楠本和弘 201909
あらせいとう海女のほまちの岬畑 大沢美智子 202006
海を見にあらせいとうの畑まで 根橋宏次 やぶれ傘 202007
あらせいとう水遣る人へ朝の日矢 小嶋紘一 末黒野 202108
海近き匂ひあらせいとう畠 根橋宏次 やぶれ傘 202205
玄関にあらせいとうの香り満つ 小林輝子 風土 202205
下校兒ひとりおほあらせいとうのほとりゆく 佐藤竹僊 あを 202205

 

2023年3月27日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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