行 火     9句

疲れ寝や昼の行火の熱つ過ぎて  草間時彦

作品
作者
掲載誌
掲載年月
行火といふ母想ひ出す言葉かな 中川二毫子 遠嶺 200205
行火から片足離れをりしなり 高橋将夫 200302
古刹なり豆炭行火へ足伸ばす 城戸愛子 酸漿 200402
ちんまりと足乗す電気行火かな 黒坂綾子 200604
朝市の客呼ぶ媼行火抱き 北尾章郎 201005
冷ゆる足母の行火で温もれり 西尾京子 酸漿 201103
電気行火頼みの床や老い深む 橋爪隆 春燈 201103
足元に一年ぶりの行火かな 松岡水学 ぐろっけ 201203
行火抱き一店一味赤蕪売る 小林和子 風土 201304

 

2020年12月25日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。