秋の宿 17句 贋大観ものともせざる秋の宿 亀田虎童子 百里 |
|||
作品 |
作者 |
掲載誌 |
掲載年月 |
海近く鍵差し灯す秋の宿 | 東海千枝子 | 澪 | 200001 |
奉納相撲一行の居る秋の宿 | 田中藤穂 | 水瓶座 | 200002 |
風奏づ一樹に秋の宿りかな | 小澤克己 | 遠嶺 | 200111 |
秋の宿自動ロックといふ不安 | 富沢敏子 | 鴫 | 200501 |
秋の宿羽咋の獅子を子ら踊る | 吉野さと | 酸漿 | 200911 |
秋の宿烏賊の刺身は天こ盛り | 鈴木多枝子 | あを | 200911 |
名水や星のまたたく秋の宿 | 高畑信子 | 遠嶺 | 200912 |
皿が皿打つ音きこえ秋の宿 | 渡邉孝彦 | やぶれ傘 | 201102 |
秋の宿白熱討論夜更けまで | 嘉悦洋子 | ぐろっけ | 201103 |
飛行機の離着も景に秋の宿 | 古井公代 | ぐろっけ | 201201 |
日に干せる枕をたたく秋の宿 | 天野美登里 | やぶれ傘 | 201201 |
潮風の懐に入る秋の宿 | 永田万年青 | 六花 | 201212 |
空の藍海紺碧の秋の宿 | 長島清山 | かさね | 201311 |
寝付かれぬ無音の闇夜秋の宿 | 斉藤裕子 | あを | 201409 |
街灯がぽつんぽつんと秋の宿 | 渡邊孝彦 | やぶれ傘 | 201512 |
杉箸の小気味よく割れ秋の宿 | 高橋均 | やぶれ傘 | 201902 |
地の食・酒阿讃の山の秋の宿 | 七郎衛門吉保 | あを | 202112 |
2022年10月8日 作成
「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。
「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。
注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。
ご希望の季語がございましたら haisi@haisi.com 迄メール下さい。