秋の野(秋郊・秋野)          30句

秋の野の妻へ口笛遠くより    中矢荻風

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書その他
秋郊の湖畔ゆるりと駆けゆけり 稲畑廣太郎 ホトトギス
199910
 
秋の野に五感のひとつ置いて来し 中谷まもる 火星
200001
 
秋の野に音叉の形で転びたり 吉川真実 海程
200002
 
寸鉄を帯びずに秋の野に立てり 宇都宮滴水 京鹿子
200011
 
比良夫貝放ち秋野の猿田彦 中島陽華
200101
 
捨猫に心の残る秋の野路 斉藤陽子 雨月
200112
 
月山を遠く秋野の道しるべ 河合笑子 あを
200201
 
秋野より鳥一斉に飛び立てり 山口和子 ぐろっけ
200201
 
秋の野は淋し光に満ちながら 稲岡長 ホトトギス
200202
 
秋の野として飛鳥野は静まれり 稲岡長 ホトトギス
200202
 
秋の野に耳をあづけてゐる静寂 稲畑汀子 ホトトギス
200210
 
秋郊へ縞の遮断機はね上がり 生田恵美子 風土
200212
 
秋の野や素手にて食らふ握り飯 堀一郎 雲の峰
200212
 
秋の野に積荷おろしてをりにけり 高橋将夫
200212
 
秋野来て源氏絵巻の中に浮く 服部郁史 京鹿子
200303
 
秋郊の夫婦手提は夫が持つ 岡本眸
200310
 
大日や秋の野に立つ金字塔 高橋将夫
200401
創刊百五十号記念大会
秋郊といふ武蔵野に大和路に 稲畑廣太郎 ホトトギス
200410
 
七草の氾濫秋の野に遊ぶ 藤田輝枝 対岸
200411
 
紙コップ紙皿秋の野に遊ぶ 櫻井幹郎 百鳥
200411
 
血の色を好む外科医を秋の野へ 丸井巴水 京鹿子
200501
 
大日や秋の野に立つ金字塔 高橋将夫 星の渦
200507
創刊百五十号記念大会
巖群は天ゆなだれて野の秋へ 瀧春一 菜園
200509
鬼押出し
伽石も句碑も秋野の一部分 稲畑汀子 ホトトギス
200510
 
人の世のしがらみを抜け秋野かな 高橋将夫
200510
 
秋の野に散らばりえにし深めけり 大串章 百鳥
200511
八幡平
嵯峨野線トロツコ電車秋の野路 河合佳代子 栴檀
200512
 
秋野より土産の花材一握り 菊地英雄 酸漿
200612
 
水底のやうな日の差す秋野かな 田尻勝子 六甲
200703
 
風吹かば風の色なす秋野かな 笹村政子 六花
200711
 

08/09/04 制作

08/09/04 追加

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