秋土用    14句
作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
カーマスートラ西蔵遠し秋土用 今木偉郎 199811  
あめんぼがあめんぼを押す秋土用 黒田咲子 200012  
折るるほど撓みし竹や秋土用 高倉和子 200312  
ひとたばの母の文解く秋土用 戸木下節子 雲の峰 200401  
秋土用出荷の牛に飼葉盛る 物江康平 春燈 200801  
赤松の樹皮はがれ落つ秋土用 山本耀子 火星 201012  
鰻屋のあるじの欠伸秋土用 丹生をだまき 京鹿子 201102  
波の秀の夕日散らせり秋土用 大崎紀夫 やぶれ傘 201102  
ふる里の山まだ青し秋土用 伊東和子 201201  
秋土用蛇口の水の素気なし 宮井知英 201212  
夕潮に踵おろせり秋土用 諸岡孝子 春燈 201312  
店蔵の暗さに慣るる秋土用 堺昌子 末黒野 201502  
一畳にひとつの持ち手秋土用 丸井巴水 京鹿子 201712  
閻王にも光背のあり秋土用 河原敬子 202003  

2020年11月1日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

注意して作成しておりますが文字化け脱字などありましたらお知らせ下さい。

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