赤 潮       18句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
赤潮や筆買ひに行く途中にて 竹内悦子 199805
赤潮や声あげて母呼びにけり 竹内悦子 200005
赤潮の海見る漁夫の皺深し 青木政江 酸漿 200107
赤潮の由良に吟行果てにけり 品川鈴子 ぐろっけ 200205
連れし犬赤潮を見て怖じけけり 託正夫 200408
赤潮の吹かれ寄る崖桐の花 岸川素粒子 万象 200409
明易の湾に赤潮動き出す 岸川素粒子 万象 200409
赤潮のくねくね動く播磨灘 飯塚ゑ子 火星 200606
赤潮の波を切りつつ島渡船 西山美枝子 酸漿 200608
赤潮の小さき島へふくれくる 西山美枝子 酸漿 200608
地震ありて凪に赤潮ただよへり 坂北濤 200708
地震ありて凪に赤潮ただよへり 坂北濤 200708
赤潮の岩場へぬつと潜水夫 小川玉泉 末黒野 201708
この不安赤潮満ちて来つつあり 定梶じょう あを 201708
青光りして赤潮の夜の果 服部早苗 201709
赤潮や大きな鍋に湯が涌いて 竹内悦子 202008
赤潮や停泊長き飛鳥U 岡野里子 末黒野 202109
赤潮や芥留むる船溜り 岡野里子 末黒野 202109

 

2022年4月17日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

「年月」の最初の4桁が西暦あとの2桁が月を表しています。

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