赤富士       25句

赤富士に露滂沱たる四辺かな    富安風生

作品
作者
掲載誌
掲載年月
赤富士の幸先のよし明の春
水野節子
雨月
199904
赤富士の病む身を浄む刻一刻
三浦勲
199909
明けて行く赤富士に声あげにけり
升本栄子
春耕
200008
赤富士や乾されてありし万祝着
延広禎一
200010
赤富士に青くなりゆく空ありし
嶋田一歩
ホトトギス
200101
北斎の風生の赤富士ぞこれ
江木紀子
雨月
200101
赤富士の赤得る速さ退く速さ
江木紀子
雨月
200101
赤富士を眺めしあとの眉寒し
横松しげる
200105
赤富士の威容癇癪深く秘す
泉田秋硯
200109
大河なす梅雨赤富士の余り水
泉田秋硯
200110
祭神は女神赤富士紅の濃き
密門令子
雨月
200211
赤富士に色失へる名残月
密門令子
雨月
200212
赤富士は時空を超えて北斎忌
浅田光
八千草
200410
赤富士へ百千鳥声を惜しまざる
太田文萠
200411
雲の間に赤富士覗きはじめけり
安原葉
ホトトギス
200501
赤富士の片鱗を見て足らへしと
稲畑汀子
ホトトギス
200508
赤富士や一日一日を恙無く
井内佳代子
遠嶺
200510
赤富士へ漕ぎ出したる湖の秋
植村よし子
雨月
200601
凛として赤富士雲を寄せつけず 鈴木加代子 末黒野 201112
赤富士や北斎ほどは染まざるも 石田きよし 201409
赤富士を見よとて叩き起こさるる 田中藤穂 あを 201410
赤富士の金色となる午前五時 中井弘一 201412
赤富士や世界遺産の晴れ姿 大西武士 春燈 201811
暁光の赤富士よぎる雲速し 高木邦雄 末黒野 201911
赤富士や豆煮る茶屋の勝手方 加藤直人 末黒野 201911

 

2021年7月31日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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