鰺 刺     16句

 

作品
作者
掲載誌
掲載年月
鰺刺を目で追ふ旅の停車駅 岡田万壽美 俳句通信 199908
一瞬の光のあとの小鰺刺 橋場千舟 船団 199912
アヂサシや海に無数の穴の痕 柿原からす 船団 200009
鰺刺のダイブや海でよかったね 泉田秋硯 鳥への進化 200303
鰺刺の抜き打ち水を汚さざる 大庭三千枝 200309
小鰺刺小粋に飛べり濠の上 田中よしとも 酸漿 200509
小鰺刺入江に落つるまつしぐら 和田祥子 馬醉木 200608
鰺刺や真つ逆さまといふ快楽 鈴掛穂 200608
うぶすなの鳥は鰺刺風に乗る 瀬戸悠 風土 200710
小鰺刺子供は海に坐りこむ 佐藤喜孝 あを 200902
小鰺刺真砂女の恋の浜辺かな 都丸美陽子 春燈 200907
光る矢の水面に射るや小鰺刺 林八重子 馬醉木 200908
垂直のひかりが波へ小鰺刺 小澤利子 201101
鰺刺の群の一瞬沖晴るる 土江比蕗 春燈 201508
鰺刺の一直線に飛び込めり 須藤美智子 風土 201510
磯伝ふ声騒がしき小鰺刺 池谷鹿次 末黒野 201808

 

2021年5月24日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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