初景色 2      23句

刃こぼれし鋸山も初景色,   清水基吉

初景色  初山河

作品
作者
掲載誌
掲載年月
前書他
初景色老人遠き目をしたり 沼田巴字 京鹿子 201701  
震災の瓦礫そのまま初景色 伊藤紫水 風土 201702  
母ありてこそ故郷の初景色 高橋将夫 201703  
見えぬ色聞こえぬ音も初景色 高橋将夫 201703  
初景色座りよろしき野風呂岬 和田照海 京鹿子 201703  
石庭を瑠璃の飛び立つ初景色 井上和子 201704  
野を過ぎてビルの間抜ける初景色 竹中一花 201704  
正座して眺める窓の初景色 中貞子 201704  
奥の宮に火の灯りける初景色 橋本順子 201704  
新しき生命抱きしめ初景色 江島照美 201704  
初景色春風馬堤長々と 内海良太 万象 201704  
左富士のさねさし相模初景色 落合絹代 雨月 201704  
石庭の白砂まばゆし初景色 丸尾和子 雨月 201704  
タワーより関八州の初景色 金子正道 京鹿子 201705  
六甲の稜線凛と初景色 稲畑廣太郎 ホトトギス 201710  
老眼に俯瞰はやさし初景色 山田六甲 六花 201801  
日の本の印南富士なる初景色 山田六甲 六花 201801  
初景色見馴れし四方の輝けり 手島伸子 雨月 201802  
湖は日矢の器に初景色 大谷昌子 馬醉木 201803  
坂少し上ればポスト初景色 岡田正義 雨月 201804  
ブラインド一気に上げて初景色 森清堯 末黒野 201804  
やはらかき光あまねし初景色 森清堯 末黒野 201804  
白妙の高嶺まどかや初景色 芝田幸恵 末黒野 201804 初景色 →1

 

2020年1月6日 作成

「俳誌のsalon」でご紹介した俳句を季語別にまとめました。

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